
皆さん、こんにちは。かりなぽーと菅、ブログ担当の斉藤です。いつもは、特性のあるお子様たちに学習支援を行っています。
さて、今日は「友達とトラブルが多いお子様」向けのお話です。
「お友達に怒られた」
「順番を守れなくてケンカになった」
——そんなトラブルを繰り返してしまうお子さんのことで悩んでいませんか?
たとえば、
「自分の思い通りにいかないと泣いてしまう」
「ルールを守らずに先にやってしまう」
「お友達の発言に割り込んでしまう」
など、発達に特性のある子どもたちは、無意識のうちにトラブルのきっかけを作ってしまうことがあります。
そして、それを注意されるたびに自信をなくしていくケースも少なくありません。
こうした子どもたちには、「関わり方」を安全な環境で練習する機会が必要です。
【かりなポート菅】では、最大で10人程度の集団活動を行います。
学校のような大人数だと目が行き届かず、子どもたちも自分の考えを伝えにくいので、まずは小集団から練習します。
このくらいの人数ですと、スタッフが間に入り、トラブルが起きた時にもその場でフォローを行えます。
「どう言えば伝わったかな?」
「相手の気持ちはどうだったかな?」
と一緒に考えることで、ただ叱るのではなく“学びの機会”へとつなげていきます。
ご家庭では、まず「またケンカしたの!?」と責めるのではなく、
「どうしてそうなったのかな?」
「そのとき、どう感じた?」
と聞いてみてください。答えが出なくても大丈夫。
考えること自体が成長への一歩です。
人との関わりが苦手な子ほど、練習の場が必要です。ひとりで抱え込まず、サポートを活用していきましょう。
お悩みがありましたら、ぜひ【かりなぽーと菅】までご相談ください。