
皆さん、こんにちは。川崎市多摩区の放課後デイ【かりなぽーと菅】ブログ担当のSDC斉藤です。日頃は特性のある子向けの学習指導を行っています。
さて、
「なんだかこの子、音にすごく敏感だな…」
「すぐ疲れちゃうし、集中が続かない」
お子様について、そう感じたこと、ありませんか?
発達障がいのあるお子さんの中には、感覚や体調の面でちょっとした生きづらさを抱えている子が多いんです。
これは性格ややる気の問題ではなく、脳の感じ方や体の特性によるもの。
かりなぽーと菅では、その子に合わせた工夫をしながら安心して過ごせるようにしています。
大きな音や光がつらい
たとえば掃除機やチャイムの音で耳をふさいでしまったり、蛍光灯の光がまぶしくて勉強に集中できなかったり…。 そんなときはイヤーマフを使ったり、照明を柔らかい光に変えたり、静かな部屋に移動したりします。少しの工夫で、びっくりするほど落ち着けるんです。
痛みに気づきにくい
逆に、けがをしても平気な顔をしていたり、暑くても上着を着たままだったりする子もいます。 そんなときはスタッフがこまめに「暑くない?」「どこか痛くない?」と声をかけたり、服装やお肌の状態をチェックします。早めに気づければ安心です。
すぐ疲れちゃう
学校から帰ってきてすぐに寝てしまう子、活動の後半になるとぼーっとしてしまう子もいます。 そんなときは活動を短く区切ったり、途中でおやつや水分補給をしたりして、エネルギーをチャージします。
運動や作業が苦手
縄跳びやボール投げが苦手だったり、はさみやお箸をうまく使えないこともあります。 こういうときは難しい動作を小さく分けて練習します。「できた!」が増えると、自信もやる気もぐんとアップします。
かりなぽーと菅では、無理をさせず、その子が安心できる環境をつくることを一番に考えています。 「うちの子もそうかも…」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。ちょっとした工夫で、毎日がずっと過ごしやすくなりますよ。