皆さん、こんにちは。「かりなぽーと菅」のブログ担当、SDCの斉藤と申します。

日頃は、特性のあるお子様に学習指導を行っています。

今日は、具体物を使った学びで、「わかる!」を増やそう、というテーマです。

発達障がい(もしくはグレーゾーン)のあるお子さんにとって、勉強の内容が「目で見えない」「手で触れられない」というだけで、とても難しく感じてしまうことがあります。

特に小学校低学年では、まだ抽象的な思考が苦手な子も多いため、教科書や黒板だけの説明では「何を言ってるのか分からない…」と戸惑ってしまうのです。

そんなときに力を発揮するのが、「具体物(ぐたいぶつ)」です。おはじきやサイコロ、紙で作った立体模型、折り紙やペットボトルのキャップなど、実際に目で見て、手で動かせるものを使うと、「あっ、こういうことか!」と理解しやすくなります。

たとえば算数では、10個のおはじきを並べて「5+5」や「3+7」のイメージをつかむことができます。

立方体を積み上げれば「体積」や「立体」の勉強にもなりますし、厚紙を切って作った三角形を組み合わせるだけでも図形の感覚が育ちます。

特別な教材を買わなくても、100円ショップのアイテムや家にあるもので簡単に工夫できます。

ぜひ、低学年のうちからおうちでも試してみてください。お子さんの「わかった!」という顔を見ると、きっと保護者の方もうれしくなるはずです。

もし学校の勉強や生活で困りごとがある場合は、どうか一人で抱え込まずにご相談ください。

稲田堤の放課後等デイサービス「かりなぽーと菅(すげ)」では、発達に特性のあるお子さん一人ひとりに合わせた学習支援や生活サポートを行っています。

お子さんの「できた!」「わかった!」を一緒に育てていきましょう。

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