【こだわりが強い子への対応、どうすればいい?】

こんにちは。川崎市多摩区の放課後等デイサービス「かりなぽーと菅」です。

ブログ担当のSDC斉藤が書いています。日頃は特性のある子への教育支援を専門に行っています。

自閉スペクトラム症(ASD)のお子さまの、「こだわりが強くて困る」というご相談がよく寄せられます。 服や持ち物の順番、日課の流れ、話す内容など、「こうでなければ落ち着かない」という場面、思い当たる方も多いのではないでしょうか。

このようなこだわりは、本人にとって「安心感」を保つためのもの。無理にやめさせようとすると、不安やパニックにつながることもあります。

かりなぽーと菅では、まずその子のこだわりを尊重しながら、少しずつ柔軟に対応できるようサポートしています。

たとえば、「毎日同じ服を着たがる」お子さまには、「この2枚から選んでね」と選択肢を増やすことで、少しずつ慣れていけるよう工夫しています。

また、「予定が変わると混乱する」という場合には、事前の説明や視覚的なスケジュール、カウントダウンで「見通し」を持てるようにしています。

ご家庭でも、「なんでこんなにこだわるの?」と否定するのではなく、「これが安心なんだね」と気持ちを受け止めることが第一歩です。

そこから少しずつ「変化しても大丈夫」という経験を重ねていくことで、柔軟さが育っていきます。 お子さま一人ひとりに合った対応で、ゆっくり成長を見守っていきましょう。

お困りのことがありましたら、ぜひ私たちにご相談ください。

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