
こんにちは。川崎市多摩区の放課後等デイサービス「かりなぽーと菅」です。
ブログ担当のSDCの斉藤(特性ある子の教育支援が専門です)が書いています。
さて、
発達障がいのあるお子さまの保護者の方から、よく聞かれるお悩みの一つが「友達とのトラブルが多くて心配です」という声です。
たとえば──
・ちょっとしたことで手が出てしまう 相手の話を遮ってしまう
・しつこく話しかけて嫌がられる
・ルールを守れずトラブルになる
こうした行動の多くは「空気が読めない」「わがまま」ではなく、相手の気持ちを想像するのが難しい、感情のコントロールが苦手などの特性からくるものです。
しかし、誤解されることも多く、「嫌われてしまった」「トラブルメーカーと思われた」と悩むお子さまも少なくありません。
かりなぽーと菅では こうした課題に対し、「どうすればうまく関われるか」を具体的に学ぶ機会を設けています。
たとえば、ソーシャルスキルトレーニング(SST)では、「声をかけるタイミング」や「ことばの選び方」「イヤって言われたときの対応」など、実際の場面を想定した練習を行います。
また、小集団の活動を通して、安心できる仲間の中で、何度も練習と経験を積み重ねていくことができます。
🏠ご家庭でも 「さっきのこと、相手はどう思ったかな?」と一緒にふり返ったり、「こう言えばよかったかもね」と会話の練習をするのもおすすめです。
子どもたちは、繰り返しの中で少しずつ、関わり方を学んでいけます。
一人で悩まず、どうぞご相談ください。


