こんにちは。 川崎市多摩区の放課後等デイサービス「かりなぽーと菅」です。こちらの記事は、SDCの斉藤が書いています。日頃は特性のあるお子様への学習支援を行っています。

さて、今日は我が家の体験談を活用してみます。
(一人娘で、妻は元放課後デイ職員です)

テーマは、朝の支度をスムーズにするための“5分前ルール”

「早くして!」「もう出る時間!」保護者の方は、 毎朝、時間との戦いですよね。

わが家でも、特に着替えと出発が大きな課題でした。そんなとき導入して効果があったのが、「5分前ルール」です。

やり方は簡単。「実際の出発時間より5分早く“出発予定時刻”を設定する」だけ。 例えば8時に家を出たいなら、7時55分に“出発!”と声をかけます。 この5分間があることで、「トイレ行きたい」「靴下がない!」など、想定外の出来事にも対応できるようになりました。

(家の時計を実際に5分早くしてしまうのも良いかもしれません)

しかも、「時計が8時を過ぎても大丈夫」という親の安心感も大きいです。

加えて、特におすすめなのは、スケジュールボードに「7:30 朝ごはん/7:45 着替え/7:55 出発!」と書いて見えるところに貼ることです。

視覚的な情報があることで、時間の流れが子どもにも分かりやすくなります。

可能であれば、お母さんの手書きのイラスト(ご飯を食べる、着替える)をつけるとより効果的です。

もちろん、最初はうまくいかない日もありました。

でも、「今日は5分前に出られたね!」と毎日振り返ることで、本人も少しずつ時間を意識できるようになってきました。 朝の支度が苦手なご家庭に、ぜひおすすめしたいルールです。

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