
皆さん、こんにちは。 川崎市多摩区の放課後等デイサービス「かりなぽーと菅」です。こちらの記事は、SDCの斉藤が書いています。日頃は特性のあるお子様への学習支援を行っています。
今日のテーマは、
“宿題いや!”に効く魔法の一言
です。
宿題の時間が近づくと、机の下にもぐったり「絶対やらない!」と叫んだり…。
毎日くり返すやりとりに、疲れてしまいますよね。 そんなとき、この「ひと言」は効果的かもしれません。
それは、「どれならできそう?」です。 「宿題やって!」だと拒否されますが、「漢字・計算・プリント、どれからならできそう?」と“選ばせる”ことで、子ども自身にコントロール感が生まれ、抵抗が少なくなりました。
さらに、「5分だけやってみて?」と時間を区切るのも効果的。
「全部やれ」はハードルが高くても、「5分だけ」なら取りかかれる子が多いです。結果的にそのまま続けられることもあります。
(ちなみに、この3問だけやてみよう!と問題で区切るのでも良いです)
もう一つ工夫したのが、“やったこと”を見える化すること。プリントが終わったらシールを貼るなど、目に見える達成感があると、モチベーションが上がります。
もちろん毎日スムーズとはいきませんが、少しでも自分から動けた日は、「今日、自分で始められたね!」としっかり褒めるようにしています。
“やらせる”から“選ばせる”に変えるだけで、少し楽になるかもしれません。
*念のため追記です。
宿題が難しくてどうしようもないときは、無理にやろうとしないで学校の先生に相談しましょう。中学生の提出物なら答えを写しても仕方ないです。「一人で7,8割解けること」が適切な宿題の難易度です。
あまり無理はしないでくださいね。


